Paris Music Tour

パリの音楽について書いていきます。

オッフェンバック、最後の住居

パリの銀座通りとも言われる Boulevard des Capucine。映画館やカフェが並ぶ賑やかな通りです。その Boulevard des Capucin 8番地 4階オペレッタの父とも呼ばれるジャック・オッフェンバック (1819-1880) が57歳から彼の亡くなる61歳までの4年間住んでいました。今ではショッピングモールになっていてその中の LANCEL というブランドが目印になります。この記事ではオッフェンバックの晩年、この家に住んでからを紹介します。

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(Sittin' on) The Dock of the Bay (ドック・オブ・ベイ)

今日はなんとなく近くの公園に行きました。

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この場所があまりにも綺麗だったのでずっとずっと眺めていたらふと1つの曲が頭に流れます。


オーティス・レディングドック・オブ・ベイ です。

「家から遠く離れた場所で暮らす僕は失うものが何もない。ただ海岸を眺めて時間を無駄に過ごすんだ。」

そんな歌詞です。彼のしんみりとした歌声、バックで流れる波の音やカモメの鳴き声が印象的です。

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ロックの始まり: 男「モテたい!」

男がギターを手に取るたった1つの理由。

「モテたい!」

ロックはかっこいい、かっこいいはモテる。

これだけで歴史が動くのです。

ギターを手にした諸君!ロックはこうやって始まったんだ!

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現代音楽曲者図鑑 part 2: アレクサンドル・スクリャービン

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「****と天才は紙一重」と言いますがスクリャービンよりこの言葉がふさわしい音楽家はいるでしょうか...

3歳からピアノを弾き始め12歳で様々なピアノコンクールで優秀な成績。

モスクワ音楽院を卒業するとき (20歳) ではベートーヴェンのピアノソナタ全てを弾きこなしていたそうです。

まぎれもない天才です。

しかし作曲科の単位は落としています。なぜでしょう?

彼もまたエリック・サティと同じように時代を超越していたからです。

しかしスクリャービンの場合は度を越しています。

私たちはまだ彼に追いつくどころか足元にも及びません。

そんなスクリャービンについて...

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現代音楽曲者図鑑 part 1: エリック・サティ

芸術家や音楽家には奇人・変人が多いですが彼を超えるのは難しいでしょう。

2017年 ver. で言うと

空前絶後のぉ!

超絶怒涛の変人音楽家!!

クレイジーを愛し クレイジーに愛された男!

無調! 適当!  嫌がらせ!

全てのクレイジーの生みの親!!

そう 彼こそはぁぁぁ!!

エリィィィィィィック・サティ!

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「イエェェェ〜イ!」

 

彼についての記事です。

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