「くるみ割り人形」見てきました!
モントリオールで行われていた「くるみ割り人形」を見てきました。
あまりにも美しく始まりから終わりまでずっと目がウルウルでした!
観客のウルウルだけでステージが照らせるほどです!
第1章で少女クララがくるみ割り人形をドロッセルマイアーに取り上げられてしまうシーンでは大切な物を奪われる悲しさを感じ、人形が王子様に変わるシーンでは少女が恋に落ちる瞬間が見れます。
こんなに美しく瞬間的に「恋」の瞬間が見れるのは「くるみ割り人形」だけかもしれません!
感想だけを語りたいですがブログのタイトルどうりに歴史を書こうと思います。
「くるみ割り人形」は1892年にチャイコフスキーによって作曲されたバレエ音楽です。作曲者のチャイコフスキーだけやたら有名ですが音楽は全て振付師のプティパが構成していました。チャイコフスキーはプティパのメモに従い言われた通りの音楽を言われた通りに作曲しました。しかしメロディーやオーケストラはチャイコフスキーが作り上げたもので彼の功績なのは間違いありません。
そして原作者もチャイコフスキーの陰に隠れていますが E.T.A. ホフマン というロマン派文学の巨匠が書いた「くるみ割り人形とねずみの王様」が元になっています。彼の詩や文学はシューベルトの歌曲など多くのロマン派ドイツ音楽に使用されています。
100年以上たった今でも世界中で公演されとても人気があるバレエの中の一つですが初公演は成功と呼べるようなものではなかったそうです。時間が経つにつれ人気を増していきました。
しかしそんなことは関係ない!機会があれば是非見に行ってください!
感動すること間違いなしです。
第1章では少女の「恋」に落ちる瞬間。
第2章では「アラビアの踊り」「スペインの踊り」「中国の踊り」「ロシアの踊り」などロマン派音楽での特徴、国々の舞踊が一度にたくさん体験できます。
チャイコフスキーについて少し話します。
彼は一般教育を受け、文官というとても地位のあり安定した職種についていましたが彼が23歳の時、突然音楽学校に通い始めます。
彼のことを勉強した音楽家はとても勇気づけられたでしょう。
「音楽はいつ始めても遅くないんだ!」って。
他の作曲家に遅れをとらず今でもバレエ音楽家として世界中の人たちに知られています。バレエ以外にも多くの音楽を作曲していますが「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の3大バレエを見て聞いてください!
あなたもチャイコフスキーの世界に惹き込まれること間違いなしです。
死因についてはいろいろな説があるが
- 水道水をそのまま飲みコレラで亡くなった説
- 貴族の甥と肉体関係を持ってしまったため死刑になるところを名誉のために自殺という形で刑をとった説
がありますが詳細は不明です。
謎の多い作曲家、チャイコフスキーの世界を覗いてみてください!